2021年12月12日(日)8:00-〜11:00
音のリズムに見られる振動構造は、身体(心臓、血液、呼吸、神経系)に見られるパルスと共感的に共鳴し、また、私たちの環境や宇宙に存在する大きなリズミカルなエネルギーとも共鳴しています。最近の視覚イメージに関する研究では、絵を描くいたり色を塗ることが脳波に影響を与え、深いリラクゼーションをもたらすアルファ波の状態を引き起こすことが示唆されています。また、即興的な活動に参加すると、時間感覚や身体イメージの変化、イメージの強化、脳内のベータ・エンドルフィンの放出など、意識が変化してリミナル(閾値的)な状態になるという調査研究もあります。
2022年1月16日(日)8:00〜11:00
表現アーツセラピーとアチューンメントの関係を理解するためには、創造性の概念と具体化されたクリエイティブな知性によるアイデアに目を向けることが大切です。ここで言う具体性とは、人が世界をどのように知り、体験するかを知らせるという、身体を中心にとらえた知性のことを指しています。具体化された知性には、内臓から神経系を伝わってくる情報も含まれています。
テキストp. 25-64 第2章 体現された創造的な知性へのチューニング
2022年2月13日(日)8:00〜11:00
私たちがアートの素材を用いて活動している時には、想像の世界に浸る子どもの感覚に似たような、遊びの要素が存在します。同様に、心理療法でアーツを用いる時にも、理解や意味、新しい発見を促進するために、常に画材を使って遊ぶ感覚があります。
遊びの中では、個人や集団の無意識の中にあるエネルギーと共鳴したり、外の世界とつながったりします。
テキストP.65~92 第3章 アチューンメントと即興