このコースは、サーティフィケート【Arts & Nature Practitioner】取得プログラムです。
修了後は日本初のArts & Nature Practitionerとして活動していくことができます。
日本にいながら、カナダ在住のマーカス・スコット‐アレクサンダー博士からArts & Nature Practitionerの称号を与えられる唯一のプログラムです。
*Arts & Nature Practitionerを取得するには、全てのカリキュラムを受講する他、課題の提出が必要です。
1、表現アーツセラピーのパイオニアの一人である故パオロ・クニル氏提唱のインターモダル、クリスタリゼーションといった理論をわかりやすく学びながら、実践的な力を養っていきます。
2、7つのテーマに基づき、アートベースエコセラピーのスキルを構築し、インスピレーションを育てていくことにより、ご自身とご自身のクライアントに適したアプローチを実践できるようになります。
例えば、子ども、大人、ティーンエイジャー、高齢者、身体に障がいのある人など多様な人たちと関わるためのの、スキルを学び、インスピレーションを育てていきます。クライアントの多様性に合わせて、適切なアプローチ法を学ぶことができます。
例えば、クライアントが子どもだからと言って、無邪気さを強調するようなことをするのではなく、大人だからこそ、無邪気さにもう一度目を向ける必要があるかもしれません。
3、私たちが日常使っている言語を比喩的な表現に置き換え、それをどのように用いていけば良いのかを学んでいきます。クライアントの気持ちになってインスピレーションを育てていきます。
例えば、鬱症状の大人のクライアントがいた場合、そのような方に対しては、「山」を使うよりも「谷」を使った方が良いということなどが分かるようになります。
4、心理学的なものというより、現象学的なものとしてプロセスを扱っていきますので、あなた自身が、今、何に気が付いているのかといったことにフォーカスしていきます。
5、頭で考えるのではなく、あなたの内側にある感覚にもっと敏感になっていけるようにアプローチをします。そこには、高度なスキルは必要ありません。ただ、あなたの敏感さを研ぎ澄ませていくという、いたってシンプルな方法で、あなたのクライアントをより支援しやすくなります。そうしたシンプルなスキルも、このコースで習得することができます。
例えば、身体に痛みのある人や、アルツハイマーなどの患者さんを、自然の中に連れ出し、そこで、自然に触れたり、音楽を聴いたりする体験をしてもらうことにより、症状を緩和することができます。
6、アートベースエコセラピーの構造について学べます。
アートベースエコセラピーは、ミステリアスな世界に入る体験になります。
具体的には、ミステリアスな世界にどのように入っていくのか、その世界にどうやってとどまっていくのか、そのあと、どうやってそこから出ていくのかといった仕組みをお伝えします。
本講座には、理論と実習の他、課題もあります。
*課題は、文章による課題ではなく、自然と触れ合う時間をとるなどワークを行うことが中心です。
本講座:56時間(4時間×14回)+オリエンテーション 30分(初回)
1.バランス (Balance)
火・地・空気・水4つのエレメントについて学んでいきます。あなたご自身がどのタイプであるかも知ることができます。
*本講座終了後にグループスーパービジョンのグループ分けを行います。
11月20日・21日
2.ハーモニー (Harmony)
みること、聞くこと、運動することの調和がとれるようなことを学んでいきます。
12月18日・19日
3.フロー (Flow)
流れについて深めていきます
1月22日・23日
4.チェンジ (Change)
変化・変容
2月19日・20日
5.サプライズ (Surprise)
次に何が起こるか分からない体験をします。
3月19日・20日
6.ディープニング (Deepening)
さらに深めること
4月16日・17日
7.ホールネス (Wholeness)
全体
5月21日・22日
各回を振り返り、ワークを通して感じたことをスーパーバイザーと共有し、受講生のために表現や体験の言語化をサポートします。サーティフィケート取得の時間数に含まれますので必ずご受講ください。
小グループ(3人~8人)に分かれて、スーパービジョンを行います。
12時間(2時間×6回)
1.バランス (Balance)
11月22日~12月17日の間に1回
2.ハーモニー (Harmony)
12月20日~1月21日の間に1回
3.フロー (Flow)
1月24日~2月18日の間に1回
4.チェンジ (Change)
2月21日~3月18日の間に1回
5.サプライズ (Surprise)
3月21日~4月15日の間に1回
6.ディープニング (Deepening)
4月18日~5月20日の間に1回
※グループスーパービジョンの日程については、1回目の本講座終了後のオリエンテーションで、グループを決めた後に調整いたします。
※このコースは参加者の状況や講師のご意向により、事前のご連絡なしに提供内容を変更する場合がございます。悪しからずご了承ください。
スイスにある、EGS(European Graduate School ヨーロピアン・グラジュエイト・スクール)のシニア・ファカルティー(シニア講師)として、1997年から2020年まで、故パオロ・クニル博士と共に、数多くの国際的なトレーニングやシンポジウムで講師を務めてきたマーカス・スコット‐アレクサンダー博士が発行する資格です。
このサーティフィケートを取得することで、Arts & Nature Practitioner として活動することが可能です。
日本では表現アーツで学ぶエコ・セラピートレーニングコース修了後にしか与えらない称号で、一般社団法人アーツ・コミュニケーション・ラボと共同で発行します。
*サーティフィケート取得には、全日程の受講に加え、課題提出など一定の条件がございます。詳しくは、コースで説明させていただきます。課題は、レポートの提出ではなくご自身のためのワークを行うなどの課題が中心です。